「自分だけはもうかる」と信じて参入する資本家の錯覚 そして絶滅危惧業界
弊社も、「SEO塾 + カタカナ4字」の商材を、今は6つほどラインナップさせて、この7月からの創業2年目の躍進にかけていく所存です。
インターネットは前世紀の主役を食い尽くすマンティコア
人を食らう魔物の「マンティコア」という名を、鮮明に印象づけられたのは、『ブギーポップは笑わない』という小説でした。
実際に、ブギーポップは笑わないのレビューを読んでみてください。
ブギーポップシリーズは11冊目までそろえましたが、ここ数年は忙しいので、娯楽系の小説を読む暇がなくてさびしいです…
ブギーポップは、最終的にマンティコアを倒したのですが、資本主義こそ人間を食い尽くす怪物なのかもしれません。
そして、それをもっとも集約しているのがインターネットと、そのビジネスモデルでしょう。
イギリスでは昨年、70の地方紙が消えた。NYタイムズさえ、グーグルに買収されるとかNPOになるとかいう噂が流れている。
新聞社には気の毒だが、この流れはもう変わらないだろう。
ということで、新聞がビジネスとして臨終を迎えつつあるというエントリーです。
しかし、他人が経営し、他人が雇用されている会社ですから、それが栄えようが滅びようが、知ったことではありませんよね?
気になるのは次の箇所です。
…労働者が付加価値の大部分を得たのである。資本家がもうかったようにみえるのは、もうかった資本家だけが記録に残ることによる生存バイアスである。破産した資本家をあわせると投資の収益率はマイナスになっている、とフランク・ナイトもケインズも指摘した。
つまり、資本家は割に合わないということです。
競争的な市場ではイノベーションは生まれない、とシュンペーターは予告したが、現実には競争的な市場ほど多くのイノベーションが生まれている。それは参入が容易だからだ。
経済学者の想定する「ホモ・エコノミクス」ではない人たちが、実際は経済活動をやっているから、こういうことになるわけですね。
ですから、政治家や官僚が寄ってたかって保護する産業ほど、イノベーションから遠ざかり、ある瞬間から絶滅危惧業界へと転化することになるのでしょう。
法律や税金によって、伸ばしてもらったり助けられたりしたら、実はもうお終いです(笑
任天堂やユニクロ(ファーストリテイリング)、あるいはマンガ・アニメ・ゲームなどは、そういったイノベーションを邪魔する政治家や官僚の魔手から逃れたことによる、必然的な繁栄なのかもしれませんね。
資本主義というのは、平均的には損するビジネスに「自分だけはもうかる」と信じて参入する資本家の錯覚によって成り立っているのだ。超競争的なインターネットは、この資本主義の矛盾を暴露したにすぎない。
マルクスの資本論では、商品と貨幣と資本、市場社会と資本主義の矛盾が描写されていますが、結局は人間は論理的に整合性のない行動法則、あるいは衝動に突き動かされているだけなのでしょう。
結論としては、起業しようがするまいが、サラリーマンになろうがなるまいが、農業や漁業をやろうがやるまいが、リスクはついて回るわけで、よりアクティブにイノベーションに挑戦する人々の中のごく一握りだけが頂点に行くことができるのでしょう。
何を選んでも一緒ということですから、起業しなけりゃ損々…





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