黒船や攘夷そして開国あるいは倒幕 イノベーションや意志決定の格差とは

先に「土佐勤皇党症候群」という、ローカル経営者の悲哀をエントリーしました。

えっ、地方の社長のダメっぷりを言いたかったの?

黒船を自分の目で見なかった攘夷派と、見た佐幕派と

龍馬伝では、黒船来襲のときの、坂本龍馬と桂小五郎(木戸孝允)との偶然ながら運命的な出会いを演出していました。

結論は、一方で、欧米列強の文明文化を軽んじた、黒船を目視していない田舎者の攘夷派が排出されると同時に、

他方で、江戸にいて黒船を見ながら、何も感じない無能力な都市庶民と、脅威を感じながらも亡国よりも保身を優先した幕府要人と、攘夷派なる反体制勢力の方こそが敵と勘違いした佐幕派と、生み出されたようです。

長州や薩摩が抜きん出ていたのは、人材もさることながら、実際に欧米列強と戦争をしてこっぴどくやられたことも、大きいと思います。
そこで彼らは、攘夷攘夷というたわごとから、開国や、倒幕や、後の新政府の富国強兵へと、方向転換、つまり政治的なイノベーションを起こしたわけです。

ということは、やはり見ること、知ること、痛い目にあうこと、これが最も重要なことと言えるでしょう。

草野球のエースで四番も、大リーガーになれるわけではありません。

えらそうに、監督気分で采配を論じたり、投球や打撃を語っても、所詮はシロート。黒船見ずの、敗戦知らずということです。

インターネットビジネスでは、情報が氾濫気味の都市部で、恐ろしいほどの知恵者たちが、競合なんですけどね。


関連記事:

  1. 「不運も実力のうち」レジデント初期研修用資料から
    見えないものを見る。見えない力を評価して人材を登用し、左遷する...
  2. 参議院選挙よりワールドカップより、阪神タイガースが気になって仕方ない(笑
    民主党も読売ジャイアンツも予想以上に負けている。でもタイガースは自民党じゃないけれど...
  3. 土佐勤皇党症候群 ローカルと既存組織の限界、現在の管理職は守旧派にして無能
    上士に人材なしで、後藤象二郎は岩崎弥太郎や坂本龍馬に頼った...
  4. 「ものづくり日本」だからウォークマンがiPodに勝てない!?
    この記事の出所そのものがインターネットで負けることに必死...
  5. 奥村眞吾の税務指南 3月15日は確定申告の締め切り日
    富裕層ではないけれど、奥村企画事務所の相続税や贈与税などの対策に興味津々...
  6. 被災者とはサバイバー 公的支援が来るまで200時間 災害・地震・津波の本
    「乾電池 単一」「カセットコンロ」のAmazonレビューが凄い...
  7. 1円株式会社は小泉・竹中構造改革の賜物 日本の会社はco.jpでドメイン信用力を
    郵政選挙で自民党に投票した人、選挙に行かなかった人、小泉純一郎を好意的に報道したマスコミは、現状を批判するアリバイなし...
«
»
 

コメントを書き込む