iMacとデスクトップパソコンの終焉 ネットブック・スマートフォンの中間モバイル端末
企業も個人も、パソコン購入を控えているようです。
私はWindows XPのデスクトップをメインにして、モバイル用にVistaのPanasonic Let’s note、また表示確認とほぼiTunes専用機としてiMacを使っています。
iMac マイナーチェンジ投入のAppleの意図
アメリカ時間の3月3日、Appleは主力のオールインワン・デスクトップのiMacのニューモデルを投入しました。
これに関して、一部のマニアックなファンからは毀誉褒貶の声が上がり、日本の主たるメディアは提灯記事としか思えないレビューを垂れ流しています。
まあ、日本人からはこの手の有用なコメントは期待できないのですが、上記CNET News.comのTom Krazitの翻訳記事は、非常に考えさせられます。
論旨は、
- Appleはデスクトップ機でシェア拡大といった野望は捨てている
- 今回のiMacニューモデルは、利益確保にシフトした製品投入
- 今後は、パソコンの主流市場であるノートパソコンに企業の資源を投下していくと思われる
ということで、3月3日投入のiMacは、今までのiMacファンを対象とした買い替え需要に主に応えるもので、新しいMac購入検討ユーザーには、MacBookを想定してるということです。
繰り返しますが、パソコンのデスクトップ機は、WindowsやMacを問わず、すでに需要が低落傾向にあり、マーケティングによってAppleはiMacでは勝負を捨てたと判断できると言っているのです。
また、パソコンの主戦場はノートパソコンに移っているものの、ここではさらにネットブックの登場で、低価格化と軽量小型化が競われてきています。
これを押さえて、次です。
Microsoftの競合はGoogle
Microsoftは、数十年前にベンチャー企業として誕生していますが、今では有数の大企業です。
さらに、その手法はどうであれ、とにかく市場制覇と利益拡大においては超優良な私企業でもあります。
つまり、マーケティングを含む経営において、つねに危機感を持って市場を観察し、競合と戦っています。
MicrosoftがライバルとしてGoogleを指名:ITpro
MicrosoftのCEOであるSteve Ballmer氏は,2年前から世間の常識とされていたことをついに本人から口にした。「パソコンOS市場で当社に立ちはだかる次のライバルは米Googleになる」といったのだ。
なぜ、インターネットの検索や広告の巨人が、Windowsの敵となるのでしょう?
Googleは、スマートフォン向けのOSであるAndroidを、ネットブックやそのほかのパソコンに移植しはじめています。
Microsoftも、同じようにパソコン用OSとモバイル用OSの境界をなくして、対抗していくとSteven Ballmerは発言しています。
「携帯電話機向けとパソコン向けにOSを区別する状況が変わる」
インターネットの検索と広告の分野で、Googleが圧倒的なシェアを握っていることは、Microsoftの脅威には違いないでしょうが、それはWindowsの周辺の争いごとでもあります。
しかし、Androidは直接にWindowsに真正面からぶつかる真の脅威ですから、Microsoftも社運をかけて戦闘に臨まざるをえません。
そして、これらの超大企業の競争を、はた目で見て楽しむということではなく、われわれスモールビジネスにとっても、大きな転換期を迎えることを覚悟しなければならないのです。
ユーザーがウェブを見る端末が、まずはデスクトップからノートブックへ移行していること。
そのノートブックでは、さらに小型軽量化したネットブックが、市場にくい込んで来つつあること。
他方で、iPhoneやAndroidなどの、スマートフォンも市場を拡大しはじめていること。
さらには、今のところは、日本インターネットにおいて相当の勢力を持っているケータイも、その寿命は長くなく、スマートフォンや、ネットブック、さらにはその両者の中間端末などに席巻される可能性もあるということです。
やや小さい画面でも、非力な端末でも、ストレスなく表示される軽いウェブ
まず、ケータイ専用サイトも、終わるかもしれません。
そして、このまま突き進めば、スマートフォンとネットブックの中間機種も登場するでしょう。
何にせよ、今まではデスクトップ主流の中で、モニタの大画面化が進んできましたが、これからは違うということです。
- 多くのユーザーが見る画面が小さくなります。
- フラッシュとかJavaとか、余計なアドオンのようなものに頼るサイトも嫌われるでしょう。
- 無線が主流になりますから、重いページも敬遠されます。
ウェブの主流が、かなりブログに移行したように、インターネットではどんどん変化していきます。
そういった流れに敏感になっておきましょう。




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