トリクルダウン理論と浅慮 そして反トリクルダウンのオバマ大統領候補の政策
富裕層があまったお金を浪費するべきか、低所得層に分け与えて買うべきものを買えるようにするべきか
私は、読書も欠かしませんが、最近はブログで啓発されることが多くなってきました。
下記の引用は、国も個人も栄えるように、税金をからめてどう運用するかということについてです。
404 Blog Not Found:貨幣に自由を、by税務署
で、今回の一番の問題は、金不足ではなくて、金あまり。それも余っているのは「大域的」に見た場合で、局所的には足りてない。
だけど、これを単純な累進課税で是正しようとすると、多分うまく行かない。
そこで、税務署を使ってみる。まず、北欧並みの累進課税をかけた上で、その半分なり1/3なりを納税者に「返す」。「初期設定額」を新旧税制の税収差としてもいいだろう。ただし「返す」お金からは、ちょっとだけ通常のお金の機能を削いでおく。
それは何かというと、「貯蓄」機能。貯金ダメ。株債券ダメ。土地ダメ。早い話、今の税制で「ストック」扱いされているものは全部だめだけど、その他の物品の購入はOK。
発想が凄くおもしろいです。とくに累進課税が浅慮に過ぎないことを指摘しています。