社長の書評

実践! 多読術 本は「組み合わせ」で読みこなせ: 成毛 眞

「常識への隷属」や「換金性の妄想」に陥らず、夢を見て新しいビジネスを

明けましておめでとうございます。
2011年もよろしくお願いします。

元旦早々の書評です。

一年の計は元旦にあり、
かどうかは分かりませんが、とにもかくにも尊敬する成毛眞氏の本を紹介します。


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2010年読書録 ベストは『孫子・戦略・クラウゼヴィッツ』

べき乗則と岩崎家三菱四代。常識を疑う、起業する、イノベーションと持続的経営

2010年の読書録をエントリーしようと、Amazonの注文履歴を見ると一年間に86冊買っています。

しかし、ブログに書評を書くために、表紙をスキャナーで撮った本はほとんどないですねぇ…
ハウツー本とまではいきませんが、SEOやWeb、セミナーの運営や講師のあり方などの、読んで終わりのものと、アプリケーションの解説書が多いです。
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明治維新などのリアルタイムのイノベーションと藩組織(会社)の意志決定

勝ち馬に乗る日和見主義も、これから先の勝ち負けを判断できるわけではない

史実とは違いますが、龍馬伝では寺田屋を襲撃させたのは京都守護職の松平容保(かたもり)となっています。この容保は、徳川家康の血を引き、「朝敵」会津藩の最後の藩主でもあります。

坂本龍馬の逮捕ないし殺害を指揮したのは、伏見奉行の林忠交(ただかた)です。
伏見奉行は遠国奉行のひとつ、今でいえば行政・司法・検察・警察機関といったところでしょうか?

よって時の権力からすれば、坂本龍馬は、世の治安を乱す大罪人であり、逮捕や抵抗時の殺害は当然のことになります。

この時代に今の新聞やテレビがあったならば、坂本龍馬の極悪人振りをさぞかし叩きまくっていたことでしょう(笑)
また明治維新そのものも、徳川幕府に庇護されたメディアが醸成した「世論」や「民意」とやらに、つぶされた可能性もあります。現代と同じように…


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2010年上半期の読書録 経営やeコマースのお役立ち

2009年のベスト10と、社長ブログ(seo塾.com)・SEO塾ブログから

社長ブログ(seo塾.com)で、2009年ベスト10ブックスをエントリーしています。


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東京製鉄 ガラパゴス日本の非常識企業は世界では普通の会社 日経ビジネスから

年商2800億円で本社社員は40名。「管理」を嫌って中期経営計画も作らない

前々号の日経ビジネス、2009.8.24号。

セミナーやキャンプの準備に忙しく、読書は進んだものの、ブログに書く暇がありませんでした。

東国原知事の「敗軍の将、兵を語る」も、トレンドの中から外へ自らはじけ飛んだ様は、おもしろかったですね。

Twitterをはじめ合計21社のリアルタイム・ウェブ企業への投資家の話など、睡眠障害と、資料作成で眠れない夜に、興奮して読みました。


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レバレッジ・マネジメント:本田直之(著) 20:60:20の法則がもたらす経営思想

既に知っているとか、ありきたりとか、レアで目新しいチップスが欲しい人には役に立たない本

まず「レバレッジ」というタイトルに引かれました。

本田直之氏は、ビジネス本のベストセラー著者? のようですが、コンサルタントが本業なので、おそらくよい会社、よい経営者、ダメ会社、ダメ経営者を、嫌というほど見てきているのでしょう。

よくある、脳内アドバイスではなく、実際の企業や人を見てきての著書ということを織り込まないといけないですね。


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ユニクロ 柳井イズムはトヨタを超えるか:日経ビジネス2009年6月1日号

経済誌が勝ち組のたった今勝っている状況を切り取るのはいつもの話

凡庸なジャーナリズムは、いつでも、今勝っている人や組織にスポットライトを浴びせるだけです。

あと数か月後に、別の企業や産業が伸びてくれば、ユニクロには目もくれないでしょう(笑


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