Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000 – 異形のエルゴノミクス マウス
編集人はマウスを使い潰すことが多い。1年持たない。一日中使いっぱなしだからしょうがないことだろう。
さて、新しいマウスが夕方届いて、今使い込んでいるところだ。MicrosoftのNatural Wireless Laser Mouse 6000なる異形のマウスである。Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000
そして、今年の2月に調達したデスクトップのWindowsマシンでは、これまた異形のキーボード Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 を 愛用している。
このへんてこりんなキーボードとマウス、買うにいたったわけがある。
エルゴノミクス (人間工学) デザインのマイクロソフトのキーボードとマウス
編集人は、現在のメインマシンまでは、Windows機はずっとノートタイプを使ってきた。しかし、タッチパッドはあまり好きではない。指の皮がすりむける気がするからだ。
よって、ノートでありながらマウスを必ずセットしてきたのだが、ある時、MS-Office XP Professionalのアップグレード版にIntelliMouse Opticalがオマケで付いた時があって、それ以来マイクロソフトのマウスのファンになってしまった。
今までのお気に入りはWireless Optical Mouse 5000で、何回も買い換えている。しかも、Winノートはブラック、MacノートのiBookにはシルバーというほどである。
Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000
ということで、編集人の中で、Microsoftのマウスが実績を作っていたので、デスクトップ機購入時は、ためらわずにMicrosoft製のエルゴノミクス キーボードが選択肢になったわけだ。
しかも、はじめから両腕が「八の字」型になるキーボードを物色した。エルゴノミクスのMicrosoftなら必ずあると思ったからだ。
なぜ、腕が八の字型がいいかというと、疲れないからである。
これは、Macデスクトップで使っていたAdjustable Keyboardで体験済みだったからである。キーボードコレクション6 :[5] Apple Adjustable Keyboard
そして、思わぬ副作用、というかラッキーなポイントが。苦しめられてきた四十肩(あるいは五十肩?)の悩み・痛みから解放されたのだ。
狭いノートのキーボードは、腕が横二の字型になる。これは負担が大きい。
編集人のように、ブログやメルマガ、塾生宛メールなど、書くことが仕事の人間にとっては、一日中ほぼ同じ体勢を取り続けるのだから、腕や肩がおかしくなって当然なのである。
で、暇を見ては、四十肩解消のストレッチを試みたものの、ほとんど改善せず。
それが、Natural Ergonomic Keyboard 4000を使って数週間で痛みから解放され、腕が真上に上がるようになったではないか!
Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 B2M-00010
さすがエルゴノミクス! Microsoft万歳である。
なお、最大の弱点はバカでかいことである。横が50cm、縦が26cmある。
編集人は、19インチワイドの液晶の右にデスクトップを据えているが、さながらコクピットという趣だろうか…
Natural Wireless Laser Mouse 6000
これで現行マウスのWireless Optical Mouse 5000がダメになったら、新しいエルゴノミクスのマウスに食指が伸びて当然だろう。
しかも、Microsoftの回し者、工作員のような感じで恐縮なのだが、『慶應義塾大学 SFC 研究所 (湘南藤沢キャンパス) の福田研究室が、マイクロソフトのエルゴノミクス デザインのマウス製品に注目』という学術的評価もあって、ずっとAmazonのウィッシュリストに入れてあったのだ。
Natural Wireless Laser Mouse 6000
とにかくデザインというか、見た目や触り心地が普通でない。
- ナナメに傾いた“究極の”エルゴノミクス マウス–マイクロソフト「Natural Wireless Laser Mouse 6000」 – レビュー – ZDNet Japan
- ITmedia +D PC USER:ちょっと気になる入力デバイス:見ためが“イカス”快適マウス――MS「Natural Wireless Laser Mouse 6000」
上記の記事で確認すると、ほんとに斜めに傾いているのである。
ただし、編集人が数時間使い込んだ感触は、見た目ほどは触ってみての違和感はない。
個人差があると思うが、テンキー付きキーボードで、マウスパッドがけっこう離れておかれていると、逆にフィットすると思われる。
また、右の肩胛骨の上辺りがほぐれていく感じかな。
肝心のクリック感や、ポインタの動き、中クリックやスクロールなども、これといって不具合や不満はない。
今までの光学式からレーザータイプに変更したので、心配はあったのだが、杞憂だったようだ。
ということで、パソコンで仕事をする人、長時間キーボードやマウスを使う人は、道具にも工夫やこだわりを持ってみた方がいいだろう。
- 長時間使っても疲れにくい エルゴノミクス マウスにチャレンジ | Microsoft Users
レーザーマウスの不具合
なお、レーザーマウスを接続すると、電源オプションやスクリーンセーバーが機能しなくなるようだ。
また編集人の場合は、USBハブに接続するとレーザーマウスを認識しない不具合もあった。
その場合は、Microsoft Update(もしくはWindows Update)で「Microsoft – Other Hardware – HID Non-User Input Data Filter」を適用すると不具合が修正される。
Microsoft Natural Ergonomic Desktop 7000
何と! 上記のキーボードとマウスがセットになって発売された。しかもキーボードもワイヤレスになっている。
Microsoft Natural Ergonomic Desktop 7000 USB Port CD-ROM WTA-00014
キーボードもマウスも、2.4GHzワイヤレスで半径約10m以内で信号を受信できるらしい。
- Microsoft Natural Ergonomic Desktop 7000 | ホーム
- マイクロソフト、2.4GHz無線方式を採用したキーボード・マウスを発表 | パソコン | マイコミジャーナル
とにかく、パソコンを何時間も使う人、文字入力の作業が多い人、肩が凝る人、などに超お勧めである。