WMAのDRMを解除 – Mac版iTunesでナップスター三昧
編集人は今も、ナップスターからダウンロードしたBjörkのTelegramというアルバムを、例のMac+iTunesシステムで聞いているところだ。
その手順は次のとおり
- Napsterアプリでダウンロード
- FairUse4WMでWMAファイルのDRMを解除
- Win版iTunesでDRMなしWMAをAACにエンコード
- Windows共有しているマイミュージック フォルダをマック側で開き、Mac版iTunesにドラッグ・アンド・ドロップ
- 仕上げとしてアートワークをダウンロード
これは、著作権法上は非常にグレーであるらしい。
しかし、正当に対価を支払って入手した音楽なんだから、好きに聞かせてよ!と言いたいものである。
FairUse4WMでWMAのDRMを解除
このDRM解除ソフトの名前に注目するべきである。
とは言うものの、現在ではFairUse4WM自体が入手難である。
下記をたどって、無事ゲットできたらラッキーだ。
FairUse4WMのVer.13がWindows Media Playerの10に対応なのかな。そして、Ver.13 fix版がWMP11でもDRM解除できると思う。また、Vista対応版もあるようだ。
ところで、「正当に対価を支払って入手」と言うとおり、他人(もしくは他のPC)が入手したWMAのDRMを解除するものではない。
よって、ドロボーはできないのだ。
Mac版iTunesから逆引きでナップスターへ
さて、編集人は仕事でWin機を終日使用しているので、このメインマシンで音楽を聞くわけにはいかない。
SafariなどでのWeb表示確認のつもりで購入したiBookだったから、これが音楽専用機になったのである。
さらにiTunesが、音楽ファイルのマネジメントにも威力を発揮するので、数ヶ月間でCD800枚ほどをHMVとAmazonで買いまくり、すべてをアップル ロスレスでエンコードした。
クラシック音楽の代表といえば交響曲だが、この交響曲は大抵4つの楽章で構成されている。そして時代が下ると曲も長大になりがちで、CDプレーヤーを通して聞くことが辛くなってしまう。
例えば、
Bertini指揮のMahler全集などは、ほとんどの交響曲が複数のCDに分散しており、特定の番数の曲だけを狙って聞くということに難儀するので、iTunesですいすい選択できることは嬉しさ極まりないのである。
ナップスターも、定額制の聞き放題落とし放題ということで大きな魅力を感じてはいたのだが、いかんせんWMAオンリーではWindows機を1台潰すことになりかねないので、はなっから慮外だった。
しかし、あるブログで「SoundTaxi」を使ってWMAのDRMを解除してAACに変換してiPodで楽しんでいるというようなエントリーを見かけ、これはナップスターやるしかない!とSoundTaxiのシェアフィーを支払い手元にあったDRM付きWMAを試して満足する結果のもと、ナップスターのToGoを申し込んだのである。
要は、MacのiTunesで音楽を聴く、この選択肢のみだったわけである。
SoundTaxiの憂鬱、FairUse4WMの至福
編集人は、最初はSoundTaxiを使っていた。
ところが、これはかなりの曲者だった。
まず、新しいバージョンをインストールしようとすると、上書きにはならず、前のバージョンのファイルを削除してしまう。よって、インストーラの起動は二度手間になる。
また、マシンにIDを振ってそれにアクティベーションをかけるので、新PCに移動するとシェアフィーをまた払うハメになる。
そもそも、エンコード自体がマシンパワーに依存し、かつ非力な場合はCPUが100%になるので、仕事用メインマシンにとっては大きな障害となる。
Win機では、業務の妨げとなるから音楽を聞かない、と言っていたのに、片手間でファイルをゲットするというレベルではなくなったのだ…
極めつけは、iTunesが6から7へバージョンアップした時、SoundTaxi製AACは再生時間がゼロとなって、再生不可能になってしまった。
それまでため込んだ約8000曲が屑ファイルに。しかも、Amazonからアートワークをいただきそれなりに加工修正していた。これらの全作業が無駄になったのである。
これだけあれば、SoundTaxiを使い続ける理由もない。
そこで、WMA DRM 解除とググったわけである。その時はすぐに、「FairUse4WM」という便利なものが見つかった。
シェアウェアではない。早く気付けば良かったのに…