mora win[モーラ ウィン]は使えない – 他のPCで聞けないCDに焼けない
先日、息子に頼まれてmora winで曲を買った。
mora winのDRMはユーザーに敵対的
まずビビったのが、CD書き込み不可ということ。よく調べてみると、曲ごとに制限にバラツキがあるようだ。統一性がない。レーベルの恣意にまかされているってことだ。
そして、よく確認しなかったこちらが悪いのだが、ダウンロードしたPCでしか聞けないのである。
iTunesストアの曲は5台のパソコンで聴ける。Napsterも3台だ。
極めつけは、DRM情報をローカルに保存しているので、PCのリカバリをやったりすると、聞けなくなることである。
iTunesだったら、ネットに接続しさえすればアカウント再認証で即なのに…
で、↑のダイアログに従って、mora winに行ってもヘルプのお問い合せフォームがなかなか見つからない(ずっと隈無く見ていったら一番下にある)。
みつかっても、アドレスからはじまり、PCやOS、ネット環境、ブラウザ、プレーヤー、セキュリティソフトをだらだらと書き込まされる。
そしてフォーム送信後、何時間経っても連絡も来ないから、まだ例の曲は聞けないのである。
SONYもほんと、中途半端に大きい会社だから、こうして平気でユーザー敵対企業でのほほんとやってるんだろうね。
アーティストもSONYなんかと契約するなよ。
ライセンス再発行でやっと曲が聞けた…
その後、もう一度メールのやり取りで、「ライセンス再発行ID」によって曲が聞けるようになった。
Sony will disconnect Sony Connect
SONYグループのソニー・ミュージックエンタテインメントが中心に設立されたレーベルゲートは、SONYが開発したDRMであるATRAC3の音楽配信サイトである。
そして、独自規格のATRAC3が浸透しないため、WMAのDRM曲を配信するmora winを立ち上げる。
レーベルゲート、Windows Media対応の音楽配信サービス“mora win”を開始
また、ソニー・ミュージックエンタテインメント直営のbitmusicを閉鎖する。
ITmedia News:bitmusicが終了
Yahoo!ミュージックも、ATRAC3オンリーを止めiTunesと提携し、さらにYahoo!ミュージックのデフォルト(ユーザーが最初に目にする画面)はiTunesストアの曲紹介となった。
iTunes StoreがYahoo!の推奨サービスに。moraと並行でサービス展開
こうして着々と、日本国内においてSONYは確実に負け続けている。
最後は、音楽配信でアメリカでは75%のシェアを持つiTunes Storeに完敗して、Sony Connectを閉鎖する。
Sony will disconnect Sony Connect from Guardian Unlimited: Technology