名曲 Corelli:La Follia – Napsterの曲にiTunesストアのアートワークを

「バロック・ヴァイオリン」という弦楽器がある。これに対して、普段われわれが耳にしているのは「モダン・ヴァイオリン」である。
日本人奏者では寺神戸亮(1961- )が有名であり、彼のベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ全集は名盤のひとつである。
また、ヴィクトリア・ムローヴァ(Viktoria Mullova, 1959- )も最近バロック・ヴァイオリンに傾倒し、バッハのヴァイオリンソナタ全集のCDを出している。

バロック・ヴァイオリンは、構造も奏法もモダン・ヴァイオリンとはかなり異なっている。当然、耳に聞こえる音も違う。
このようなピリオド楽器・ピリオド奏法は、賛否好悪が極端に分かれることが多いが、編集人は大好きである。ルネサンスやバロックの音楽に嗜好があることも影響している。

なかでも、アンドルー・マンゼ(Andrew Manze,1965- )のバロック・ヴァイオリンは凄い。郷愁というか懐かしさを醸しながら、神か悪魔か肺腑を揺さぶる名演に接することが多いのである。

Manzeのラ・フォリア(La Follia) 衝撃の出会い

NapsterにはManze演奏の曲がすこぶる多い。お宝を探り当てた至福感で、次々とバッハやモーツァルトなどの有名作曲家の曲をダウンロードしていった。

ともかくNapsterではいつの間にか曲が消えることが多いので、見つけたら即行でダウンロードしてFairUse4WMでごにょごにょしておく必要がある(笑
そして、下記の曲はコレッリ(Corelli, 1653-1713)という編集人がほとんど知らない作曲家だったので、急いで聴くこともなくiTunesに取り込んでしばらく放置していた。

ところが、「コレッリ(Corelli)作曲 ヴァイオリンソナタ 作品番号5 第12番 ラ・フォリア(La Follia)」を聴いたとき、本当に震撼してしまった。

iTunesの「コレッリ(Corelli)作曲 ヴァイオリンソナタ 作品番号5 第12番 ラ・フォリア(La Follia)」

今では、専用スマートプレイリストも作成し、NapsterやiTunes Store(アメリカ)で集めに集めてCD17枚分となっている。

おもしろいことに、作品5のヴァイオリンソナタは全12番あるのだが、そのうち1番から11番までは普通の曲である。有名なのは12番の通称「La Follia」のみである。
それが証拠に、iTunesでは「La Follia」はアルバムのみとなっていて、この曲を入手するには3,000円出す必要があるのだ。
また、2枚組で高い。Violin Sonatas Op 5:Amazon
では5,000円を超えているし、HMV(ヴァイオリン・ソナタ op.5 – HMV)でも3,000円以上する。

ということで、ナップスターが涙が出るほどありがたいのである。
Napsterの会員なら、Corelli: Violin Sonata Op.5 No.12 in D Minor, "Follia"(要Internet Explorer) をクリック!

ちなみに、フォリア(follia または folia)はCorelliのオリジナルではないらしい。編集人はVivaldiの曲も好きである。
およそ10分前後の変奏曲で、旋律は哀愁を帯びており、それがバロック・ヴァイオリンでこそ曲の真価が発揮される。
奏者は、Manze、Savall、寺神戸あたりが秀逸であるが、どなたの演奏を聴いても胸がキュンとなる。

Manzeのラ・フォリア(La Follia)のアートワークをiTunesストアから入手する

実は、クラシック音楽の曲の場合は、iTunesストアからアートワークをいただくには、ちょっと面倒である。アーティストが複数設定されてあることが多いからだ。
指揮者 + オーケストラ、独奏者 + 伴奏者、などなど。Napsterで落とした曲は、作曲者名がアーティスト欄に書かれていたりもする。

以下に手順を書いておく。

  1. (Napsterなどでゲットした)曲をiTunesにインポートする
  2. 同時に、iTunesストアで、アルバム名とアーティスト名を調べ控えておく
    編集人はコピーアンドペーストしている。貼り付けるアプリケーションは「OpenOffice.org Calc」が一番都合がいい。ユニコードがデフォルトになっているからだ。コツは「Ctrl + Shift + V」である。
  3. iTunesストアのとおりのアルバム名とアーティスト名を、インポートした曲のタグにそれぞれ貼り付ける
  4. 複数のアーティストの場合は、アーティスト名のタグにひとりずつ試していく

(4)が「秘技」である。

今回、Napsterで落とした曲はアルバム名:Corelli: Violin Sonatas, Op. 5、アーティスト名:Andrew Manze & Richard Egarr、となっている。
iTunesの方では、アルバム名:Corelli: Violin Sonatas, Op. 5、アーティスト名:Andrew Manze & Richard Egarr、となっている。
まったく同一である。ところがアーティスト名が「Andrew Manze & Richard Egarr」のままでは、アートワークを入手できないのだ。

ならばと、メインアーティストの「Andrew Manze」だけにして再びチャレンジ。これでもダメ。
最後は、サブアーティストの「Richard Egarr」で三度挑戦。おお、これでやっとアートワークを入手できることになる。

Manze アートワーク

なお、こんな面倒臭いことはやってられない、あたしゃAmazonからいただきますという場合は、アルバムのページで画像を表示させて、
http://ec1.images-amazon.com/images/I/41FPYD9K9FL._SS500_.jpg
の「_SS500」の部分を削除して
http://ec1.images-amazon.com/images/I/41FPYD9K9FL._.jpg
というように、周りの枠を取り去った後にパソコンに取り込むといい。

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