iTunes Musicの曲をフォルダごと外付けハードディスクに移動する

編集人は、iBook G4のiTunesで音楽を聴いている。
最初はMacの内蔵ディスクで十分だったが、曲が増えるにつれ外付けのハードディスクを、60GB → 300GB → 500GB とグレードアップしてきた。

方法は簡単である。iTunes: iTunes Music フォルダの移動 とAppleのサポートページにも書いてある。

このエントリーでは、Appleのサポートページにあるやり方を図解するとともに、最終的に「iTunesフォルダ」そのものを空にするチップスを紹介する。

iTunesの曲を外付けハードディスクに移動させる

iTunesフォルダは、「マイ ドキュメント」フォルダの中にある。
Windowsをそのまま使っている場合は、 ¥Documents and Settings¥ユーザ名¥My Documentsの中である。

編集人は、「マイ ドキュメント」をDドライブに設定してある。

iTunes Musicフォルダの場所

iTunes Musicフォルダを外付けハードディスク(HD)に移動させる場合は、手動でコピーしないこと。
まず、外付けHDに「iTunes」フォルダを作成し、その中にさらに「iTunes Music」を作成する。この時点で、iTunes Musicフォルダは空である。

外付けハードディスクにiTunes Musicフォルダを作成

iTunesを起動して、編集 → 設定を選択し、詳細 → 一般を表示する。

iTunes Musicフォルダの移動

iTunes Musicフォルダの場所を確認して「変更」ボタンをクリック。
外付けHDのiTunes Musicフォルダを選択する。

外付けハードディスクのiTunes Musicフォルダを指定

また、[iTunes Music]フォルダを整理する、ライブラリの追加時に…、の2つをチェックしておく。

ライブラリを統合

そして、詳細 → ライブラリを統合 を選択。

ライブラリ統合のダイアログ

「統合」ボタンをクリックする。

すると、旧iTunes Musicフォルダから、新iTunes Musicフォルダへの曲ファイルのコピーがはじまる。

iTunes Musicフォルダの移動が完了

これで、iTunes Musicフォルダの移動が完了する。

iTunes関連の全ファイルとフォルダを外付けハードディスクに移動

さらに高度なテクニックとしては、iTunesフォルダの中を空にすることもできる。

  • iTunes Library.itl (ファイル)
  • iTunes Music Library.xml (ファイル)
  • Album Artwork (フォルダ)

上記3つを、外付けのiTunesフォルダにコピーする。

お

続いて、Shiftを押しながらiTunesを起動する。
下図のダイアログが現れるので、「ライブラリを選択」をクリック。

Shiftを押しながらiTunesを起動してライブラリを選択

ここで、先ほどコピーした外付けのiTunesフォルダの中の「iTunes Library.itl」を選択する。

うまくiTunesが起動するはずである。

iTunesフォルダが空のiTunes

念のため、曲を追加したり、タグを編集したりした後にiTunesを終了させて、外付けの、iTunes Musicフォルダに曲が追加されているか、iTunes Library.itlなどが更新されているか確認してみる。
その後、旧iTunesフォルダの中身をごみ箱に。

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