「1円株式会社」でヤフー検索1ページ目表示

本日(2008-08-28)、Yahoo!のウェブ検索で当ブログ「1円株式会社の社長ブログ」が、「1円株式会社」のキーワード検索で1ページ目に表示されました。

実は一瞬TDP(トップページダウンペナルティ)の餌食になったかに見えたのですが、何とかSEOの成果に結びつけることができたようです。

株式会社は登記情報が公開される

当然ですが、株式会社は社会に対して非常に大きな責任を持たされます。

登記情報も公開され、設立年月日や代表取締役を筆頭に役員名、資本金や住所までさらされます。
また年度を終えると決算までが。

一方で、一般市民は個人情報がどうのこうのと過剰にプライバシーを主張しておりますが、会社設立で情報公開されたことによるビジネスのターゲット化も凄いものがありますよ。

私の地元ではローカル経済誌がいくつか発行されています。

  • 経済リポート
  • びんご経済リポート
  • ビジネス情報

上記3誌で株式会社アルゴリズムの設立情報が載りました。それにともない、購読要請をかねて見本誌が送られてきました。

これ以降しばらく、地元の会計事務所や社会保険労務士から、資料が郵送されたり、電話がかかってきたり、人気者です(笑

また、文具などの消耗品の通販、事務機器のリース、金融商品、タレントとの対談企画、その他その他、ひっきりなしとなっています。

当然ビジネスですから、要らないものはぴしゃりと断り、要りそうなものは検討することになります。

私はバリバリの営業でしたし、サラリーマンや離職者時代を含めて、セールス一切お断りと無碍にはねつけてはいませんでした。
自分がドア・ツー・ドアをやってきたこともあったので、消費者としても嫌なものは断り、買っても良さそうなものは話を聞いていました。特に後者は、自分の体験上、よい買い物をすることもあるからです。

何がいいたいかというと、会社設立はともかくとして、プライバシーを錦の御旗にすべての営業活動を拒絶するのは、個として応諾拒否ができない未熟な市民と思いたいのです。これをお上に規制してもらうというのは何だかなぁと。

かと言って、わが社にガンガンセールスしてこられると困るのですが(笑

会社を作るときに読んだ本

具体的な書名は書きませんが、次のような文言がタイトルに入った本を何冊も読みました。

  • 1円(0円)で(株式)会社を起こす
  • 会社を作るメリット・デメリット
  • 新会社法○○活用法
  • ○○完全設立マニュアル

正直言いますが、どれも役に立ちませんでした。

乱暴な言い方ですが、順調に売上があがるとか、まずまずの利益を出せるのでしたら、日本人は銘柄にこだわる民族ですから、この国でビジネスをするなら「株式会社」しかないのです。

そう決断して、株式会社を作ろうとして読んだ本は、これは具体的な書名を挙げますが、

  • 株主1人・社長1人の株式会社のつくり方一切
  • 日本一分かりやすい会社のつくり方

これは90%は役に立ちました。
CD-ROMやサイトから、必要書類のフォーマットや見本を入手して、定款やら何やら作り上げました。

ただし、法務局、公証人役場、国税・県税・市税などへ通うことに加えて、自分でやっても費用は二十数万はかかるわけです。
これを依頼した場合は、電子定款採用で多少費用が下がり、手数料を支払っても数万円増えるだけでしたから、経営に専念するために会計会社に丸投げしました。

ところで、会計事務所に任せることによって、上記2冊の会社のつくり方本の間違いにも気付いたこともありました。
地元の法務局や公証人役場のクセもあるようです。

つまり、私個人の結論は、事業するなら株式会社、設立は会計事務所に全面委託、ということです。

最後に、今一番重宝しているのは次の本。

  • 会社書式大全
«
»