残念なGIRL NEXT DOOR ネットのレビューと旧来型マーケティングのギャップ

GIRL NEXT DOORとは、avexが設立20周年記念として「社運を賭けた」大型新人アーティストらしいですね。

だがしかし、AmazonやiTunesストアのカスタマーレビューは無慚です…

上からのマーケティングと下からのクチコミ

という安易な表現もどうかと思いますが、とにかくGIRL NEXT DOORに対するレビューは非情に辛口、それどころか敵意にみなぎっているのです。

上記をクリックして、デビュー曲の 「偶然の確率」や第2弾の「幸福の条件」のカスタマーレビューを見ると、凄まじいです。

GIRL NEXT DOORのAmazonのカスタマーレビュー

また、iTunesストアで 「偶然の確率」の曲やミュージックビデオのカスタマーレビューも酷い、酷すぎます。

GIRL NEXT DOORのiTunesストアのカスタマーレビュー

とはいうものの、売れていることも確かでしょうが…

残念なことに、これらのカスタマーレビューによって、購入を思いとどまった人たちもまた多いはずです。

私は個人的にはGIRL NEXT DOORについては興味も何もないのですが、音楽業界のトップであるavexが、自社のノウハウを結集させて大セールスしているようなので、マーケティングの効果測定として気になるところです。

旧来型の業界では、avexからの統制によって大宣伝(あるいはヨイショ)をせざるをえないのでしょうが、一般消費者はフリーです。

まぁ今までの様子をうかがうと、avexは倒産するまで一般消費者の実像に迫ることもないとは思いますが…

インターネットでビジネスするにおいては、教訓とするべきものも多いです。

ダメなものはダメ、独り善がりでは売れない、ダメなものをダメと気づくくもりのない目が必要ですね。

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