Macユーザーは「人と違ったことが好き」、Windowsは「普通が好き」
アスキーがMacとWindowsそれぞれのユーザーにアンケートを取りました。
母数が、Macユーザー278人とWindowsユーザー494人となっていますので、やや心もとないですが、それなりに楽しめる調査結果となっています。
Macユーザーは高趣味で高地位高収入、Winユーザーは堅実悪く言えば平凡
なかなか、Macユーザーにとって選民意識をくすぐるような、ある意味予想どおりのデータでしょう。
Macユーザー | Winユーザー | ||
---|---|---|---|
自分の性格について | 人と違ったことをするのが好き-51.8% | 普通が好き-41.3% | |
職種 | デザイン・クリエイティブ、教育や会社経営・役員 | ||
世帯年収900万円以上 | 21.3% | 11% | |
OSを使う理由 | 使いやすいから デザイン、見た目が良かったから 洗練されたOSで使っていて気持ちが良いから | 以前から使っているソフトやデータをいかしたいから 使用したいソフトが対応しているから 使用したい周辺機器が対応しているから | |
利用歴 | 20年以上 | 32.4% | 20.6% |
10年未満 | 19% | 33.3% | |
インテリアに関心がある | 32% | 16% | |
海外メーカー品所有 | 腕時計 | 33.1% | 18.8% |
音響機器 | 19.8% | 11.1% |
そもそも、アンケートの項目自体がアスキーの偏った結果を引き出すという意図、意地悪さがありそうです。
Macユーザーは「人と違ったことが好き」、Windowsは「普通が好き」――アスキー調査 – ITmedia News
OSのイメージについて全員に聞いたところ、Macは「オリジナリティがある」「先進的」「クリエイティブ」といった意見が多い。Windowsは「メジャー」「スタンダード」「ビジネスライク」という意見が多かった。
これも、「定説」そのものようです。
まぁ、Windowsのシェアが高い以上、最初に買うパソコンはほとんどWindowsでしょう。しかも、職場で使っていて、家でもという場合、あえてMacを選択するのはよほど酔狂です。
ということは、職場でもMacを使っている職種、あるいはWindowsも最初は買ったけど今度はMacに買い替える、あるいはMacを買い足してこれをメインにする。
そういう状況では、Macユーザーの方がより地位も収入も高くて当然です。
ビンボーな状態からよーいどんで、Macを選んだ人の方が、Windowsを選んだ人より出世する、お金も稼ぐということではないと思います。
ではMacとWindowsの両刀遣いは?
さて私はというと、職業柄、多くのユーザーがWindowsを使っている以上、絶対にWin版のIEで表示確認しなければなりません。Firefoxのシェアが増えたにせよ、これもまずWin版で確認です。
その流れから、旧MacromediaのAdobe DreamweaverもずっとWindows版を使っています。
SEOにとっては、グラフィックは二の次三の次です。
また、メールソフトはBecky! 2で、特にテンプレート系プラグインなどが強力、これにPeggy Proという強力なエディタを合体させて、テキスト作成は快適です。
やはり、メジャーであること、シェアが大きいこと、ここから使えるアプリケーションも圧倒的に豊富で、Windowsの方に軍配が上がってしまいます。
私は、Windows PCを4台、iMacを1台持っていますが、仕事はWindows、趣味はMacです。
MacとWinのダブルスタンダードなユーザーの場合はどうなるんでしょうかね?