オバマ陣営がネットを勝因にできた理由 帰ってきた顰蹙の魔王って誰?
結論から言えば、あまり有益でないコラムであり、筆者が「帰ってきた顰蹙の魔王」を名乗っていて笑いを誘います。天下の日経系のサイトで、このハンドルネームはないでしょ。
オバマ陣営がネットを勝因にできた理由
最初はおもしろそうだったんですけどねぇ…
オバマ陣営がネットを勝因にできた理由 | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
Web屋風情がいうものナンだが「選挙は当選してこそ」である。どんなにネットで話題になっても、投票行動に結びつかなければ意味がない。
なんといっても「ツールの利用、オンライン献金、活動への参加、投票」は、情報へのアクセスとはレベルが違う。ユーザーの行動意欲を喚起し、行動を組織しなければ実現できない。オバマ陣営は、それに成功した。
いわば「情報から行動へ」とユーザーを向かわせた原動力──そこに「ネット」で圧勝できた秘密がありそうだ。
あとは、Webサイトの構造の問題ばかりです。
だがしかし、オバマ大統領誕生にあたって、投票で大きく貢献したのは、非ネットユーザーのマイノリティです。
- Yes We Can オバマ大統領に見るアメリカ国民というイノベーションのエコシステム
- Proposition 8でグーグル八部 「ChillingEffects.org を除外するに至ったクレーム…」
よって、いつもは選挙に無関心無行動なマイノリティを、投票場へと連れて行ったボランティアの人たちに、ネットが活躍したと言うべきでしょう。
つまり、オバマやマケインの公式サイトを見ても、何も答えは出ないのです。
そういう意味では、確かにこのコラムは「顰蹙」ものではあるでしょう。