サンフレッチェ広島J1復帰に学ぶ 「立て直し屋」本谷祐一氏の経営手腕
本日(2008-12-02)の読売新聞で、サンフレッチェ広島のJ1復帰に大きく貢献した本谷祐一社長の記事が載っていました。
私はプロ野球の方が好きで、サッカーは皆目関心がありません。
ですが、今日の記事はとても気になるものでした。
サンフレッチェ広島 1年でJ1復帰 本谷祐一氏の量販店流立て直し術
本谷社長は、デオデオやエディオンの取締役から、サンフレッチェ広島専任となってJ1復帰のために尽力したそうです。
ポイントは、会社の方向性として1年でJ1復帰を果たすこと、そのために赤字も厭わず全面バックアップして、特に人材に力を入れたことからはじまっています。
ペトロビッチ監督の留任から、主力選手の慰留というサンフレッチェの本体を守りきったこと。
パートを含む全スタッフ40人との2週間におよぶ面談。
観客動員を徹底し、各方面での宣伝活動や、協力ショップでの球団旗掲揚。
選手を放出せず、年俸を削らず、スタッフを解雇せず、とにかく人材に心を砕いています。
「お客さんからヒントをいただく。現場にこそダイヤモンドがある。」ということから今は、ファンクラブ会員などとの意見交換会もはじめているそうです。
経営者には、非常に参考になる話でした。