グランプリファイナルで学ぶ経営方針 浅田真央 対 安藤美姫
フィギュアスケートのグランプリファイナルについて、浅田真央の結果などは2008グランプリGPファイナル 浅田真央対キム・ヨナ フィギュアスケート女子 | SEO塾の公式ブログ で続けます。
ここでは、社長ブログに相応しい経営者が学ぶべき事例として、フィギュアを取り上げてみます。
クアッドサルコウ(4回転)やトリプルアクセル(3回転半)の難易度の高いジャンプを投資と見て…
上記のSEO塾公式ブログでも書いたことですが、私は安藤美姫のニコライ ・モロゾフ コーチには非常に不満です。
特に今では、4回転ジャンプをやらずに、安藤美姫が浅田真央やキム・ヨナに勝つことは不可能になってきました。
もし今回のグランプリファイナルでもクアッドサルコウを回避するなら、単にメダルを取れればいい、つまり3位に入ればいい、浅田やキムのどちらかが失敗すれば2位になれるかも、という方針かと呆れてしまうことになります。
そういうヘタレの選択を今回もした場合は、これからのフィギュアのすべての大会、またオリンピックなど、すべて絶対に1位を取ることはないでしょう。日本代表にさえなれない可能性もあります。
現に今回も、6位でぎりぎり出場資格を取ったわけです。
これは実は、われわれのビジネスでも当てはまることで、黙っていてもジリ貧な経営で、投資を渋って損失のリスクを回避するという美名のもとに、未来永劫会社が発展しないような意志決定をしているわけです。
これは、勝者にならない戦略、敗者必定の方針となるでしょう。
とは言っても、いつもイケイケドンドンで採算を度外視した投資では、倒産が加速されるだけなのですが(笑
投資をしなければ勝てない、投資をすれば勝つ見込みがある、この時に、会社の歴史が動くのです。
あるいは、私も数多くの事業家や経営者を見てきましたが、地球滅亡まで小企業のままだろうという人と、ああこの人は大きくなるなぁと感ずる人と、それなりに分かるような気がします。
もちろん、根拠のない、能力がともなわない、夢を見るだけの経営者未満の人よりは、ビッタレの投資しぶちんの方がはるかにマシです。
ともに事業をなすべき人が、どういうタイプであるかは自明ですよね?