中森明菜がナップスターで大量定額配信 時代の変化と流行り廃りと
中森明菜の曲が大量にNapsterにやって来ました。
私はNapsterで定額配信のコースを契約していますので、一部の販売のみのアルバムを除いて、聞き放題となります。
中森明菜は過去の人? 松田聖子は現役? 旬と継続と永遠と
大っぴらには言えませんが、私はNapsterの曲をiMacのiTunesで聴いています。
中森明菜については、あまり話を広げると年がばれるのですが、リアルタイムで聞いていました。
当時、テレビはザ・ベストテンですね。
今は歌謡番組も低調のようです。
さて、下が今回Napsterで配信される中森明菜のアルバムです。シングルもたくさんあります。
しかし、懐かしいというだけでなく、今聞いてもいい曲が多いですね。
彼女は、時の頂点の歌手でした。
しかし、松田聖子が今も現役のタレントであることに比べると、中森明菜は過去の人という感が否めません。
これは、井上陽水が現役なのに、吉田拓郎が過去の人という感じにも似ています。
ビジネスでも旬と継続と永遠と
時は流れ、時代は移り変わっていきます。
そして、ビジネスにおいても、商品やあるいは会社そのものが、栄枯盛衰にまみれてしまいます。
ある時の大ヒット商品が、今では見向きもされないという事例にも事欠きません。
商品やサービスだけが、旬のものとして流行り廃るだけならいいのですが、会社ごと終わってしまうケースもあります。
私の思想は、ヒットするとか儲かるとか、まぐれというか偶発性は誰にも訪れるのですが、問題はその後です。継続させることができるかどうかです。
つまり、一度目はまぐれ、でも二度目からは深い読みとか意図的な仕掛けが要るということです。
例えばテレビのタレントは、歌手でも俳優でも、今はバラエティに出ない人・出てもしゃべりができない人は、非常に厳しい状況にあると思えます。
ビジネスでも、変わらないぶれない軸を持ちながらも、時流に応じたバリエーションを演出できなければなりません。
特に私は、昨日の成功は今日の失敗、今日の勝ちは明日の負け、という偶発性の哲学を持っていますから、商売が回っているうちに商材やビジネスモデルを変えていくべきだと思っています。
難しく言えば「イノベーション」です。
多くの人は夢がかなわず平凡に生きて死ぬでしょう。
また、本当は誰もが一発屋にはなれるはずです。事業も、一瞬は当たることはできるでしょう。
そして、二発屋や三発屋、五発屋十発屋になってこそ、大成功となるわけです。
無発屋は凡庸、一発屋は流されるだけ。
そして、継続するためには、自ら流れに乗るか、あるいは明確な意志のもとに流れに逆らうかでしょう。
懐かしがられてはお終いです。