民主党新代表鳩山由紀夫氏 組織の長が独自性を発揮するとか傀儡ではいけないとか

私は、官僚主導の行政をあらためる一点だけでも、今度の衆議院選挙は民主党の躍進に期待したいです。

ですから、民主党の代表が誰になろうと、小沢一郎氏の傀儡であろうと、関係ないと思っているのです。

昔、やる気の上司が転勤してきて従来のやり方をゴロッと変えられて死にそうだった

さて先のエントリーから、組織論やリーダー像の話を続けますが、サラリーマン時代の嫌な記憶がよみがえってきます。

仕事ができる(と自分が思っている)上司が転勤してくると、部下は実は大迷惑をするんですね。

その地域や部署がダメだとか、赤字が続いているとか、売上が低迷しているとか、ひどい状況なら、やる気のあるリーダーは大歓迎であることは言うまでもありません。

恐ろしいのは、ダメでもなく、赤字でもなく、売上が低迷もしていないのに、手柄を立てる気が満々のお調子者の上司がやって来たときです。

このパターンは、たいてい良くない方向に組織が向かいます。

能力以上のポストを得た上司ほど、前任とは違った独自色を出すことに血道を上げます。

民主党の新代表の件

そもそも、党首とか総裁とか代表とか、誰がなるかによって、右に左に政党が揺れること自体が異常です。

党首によって、マニフェストが大きく違ってくるとしたら、日本の将来は真っ暗です。

要は、民主党の最大の弱点は、旧社会党や旧民社党のしがらみで、連合を中心とした労働組合がバックにあり、票欲しさにこの連中をないがしろにできない一部の政治家がいるということです。

これは、企業や官僚をバックにしている自民党、特に族議員と同じ構造です。

だから、もし民主党を批判するとしたら、新代表の独自性とか傀儡とかがポイントではなく、党自体が労組から独自性を持ち、労組にとって反利益になることさえ断行できるかどうか、になるでしょう。

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