エピカ(Epica)のThe Classical Conspiracy オーケストラとコーラスとメタルの融合
今、Epicaの新譜「The Classical Conspiracy」を聴きながらこの記事を書いています。
というより、このアルバムを聞いたから、エントリーしたくなったというのが実情です。
Epicaは、オランダのシンフォニック・ゴシック・メタル バンドで、私にはNightwish、After Foreverについで大好きなメタルバンドです。
ただし、フィンランドのNightwishもボーカルのターヤ・トゥルネン(Tarja Turunen)が脱退してからは、やや光を失ってしまいましたので、今のマイ頂点バンドはAfter Foreverです。
エピカ(Epica) シンフォニック・ゴシック・メタル シモーネ・シモンズ(Simone Simons)
まず、私のEpicaのコレクションです。
購入したアルバムと、Napsterからダウンロードしたものと、半々でしょうか。
ゴシック・メタルであるからには、ボーカルは女性、シモーネ・シモンズ(Simone Simons)。
- Simone Simons Official Website
ヨーロッパのゴシック・メタルの特徴は、ボーカルの女性は歌がうまいというレベルではなく、きっちり声楽の学校に通っていて、クラシック的な基礎をつくっているようです。
ですから、オペラのソプラノやメゾ・ソプラノというわけではありませんが、非常に音楽的にしっかりして、クラシックファンにとっても心地いいんですね。
私は、日本は演歌が中心、アメリカはうーん、やはりクラシックもポピュラーもヨーロッパですね。
映画も、ヨーロッパものの方が、思想性や芸術性が高いです。
こうして、シンフォニック・ゴシック・メタルを通じて、ヨーロッパの芸術の底辺の広さと頂点の高さを感じるわけですね。
エピカ(Epica)のThe Classical Conspiracy
さて、たった今聴いているEpicaの新譜、The Classical Conspiracyは、かなりの規模の編成のオーケストラとコーラスのコラボレーションとなっています。
さらに、楽曲もクラシックの名曲、ヴェルディのレクイエム(Diew Irae)や、ドヴォルザークの交響曲第9番第1楽章、その他の映画音楽など盛りだくさんで、とてもすばらしいです。
CDは2枚組のようで、日米のiTunesでも購入できます。
最後に、シンフォニック・ゴシック・メタルというものがどういったものなのか、このCDが録音されたハンガリーの音楽祭の映像(YouTube)を貼っておきます。
凄いでしょ?