自民党症候群とオールドメディア 小沢一郎と二重権力・政治と金

民主党政権誕生もカウントダウンがはじまっています。というか、事実上の鳩山由紀夫総理ということで、報道が推移しています。

気になるのは、小沢一郎が民主党幹事長になるということで、オールドメディアがこぞって二重権力の懸念と騒々しいことです。

なお、このブログでは政治家への継承を略させていただきます。

ではオールドメディアは、小沢一郎がどのポストに就いたら二重権力にならないというのだろうか?

まず、政府は鳩山、党は小沢、権力が二重になると、マスコミがうるさい限りです。

逆に、小沢一郎がどのポストにも就かないことの方が、よほど闇将軍となる可能性があるでしょう。

あるいは、小沢がどこかの閣僚になればいいということでしょうか?

自民党も、森喜朗(元総理)や青木幹雄(参議院議員会長)などの老人・長老が、あいかわらず暗躍していますが、これは批判されないんですかね?

そもそも、西松建設献金スキャンダルがなければ、小沢一郎は党首のままですから、これだったら二重権力にならないものの、完全支配となって、これが一番いいということでしょうかね。

だいいち、有権者の関心は、オールドメディアがウジウジ突っつくところにないということが、まだ分かっていないようです。

二重権力も、献金疑惑も、ある意味でどうでもいい。

それほど、自民党政権の継続が、イヤでイヤでたまらなかった。ということだと思うのですが…

オールドメディアの自民党症候群

実は、オールドメディアこそ、自民党症候群に冒されていると言えるでしょう。

昔から、そしてこれからも、過去の判断基準を後生大事にしている。

勝っても負けても、風とか運とか人気とか、その底にある本質を見抜くことができない。

そもそも、部数とか視聴率とか、広告収入減とか、新聞やテレビ局自体が、自分の頭のハエを追い切れていないではありませんか。
自分たちが21世紀に必要とされなくなってきていると、自覚がないです。

例えばTBSは、自民党症候群の代表格です。

総力報道! THE NEWSは、視聴率も10%以下で再編が必須となっています。

キャスターの後藤謙次を代表に、誰も彼もが新しい論調を展開できず、昔取った杵柄を振り回してピントがずれまくっていることですね。

このテレビ局のダメさ加減は、視聴率を取るために最後はSMAP(特にキムタク)頼りになって、自民党がタレント漁りを続けた様と酷似しているわけです。

自民党症候群の特徴は、組織とか方針ではなく、そのときの瞬間最大人気に助けられて、今の危機を乗り切ろうとすることです。

ずっと変わっていないことこそが問題だとは、死ぬまで気づかないということです。

つまり、ダメな組織は、老人・長老が支配しているということではないでしょうか。

小沢一郎と政治と金 オールドメディアの怠慢

私は、小沢一郎が自民党を出たときから、岩手県が小沢王国であることの疑問を感じていました。

小沢が自民党、新生党、新進党、自由党、民主党と所属を変えるたびに、知事・県議・市議も追随しています。

なぜ、追随するのでしょうか?

小沢のカリスマ性でしょうか?

それなりの利益供与の底流があってもおかしくありません。

そうでなければ、大勢の人が動くわけがないでしょう。

ただ、私の個人的な、あくまでも個人的な見解ですが、清潔な無能者よりも、多少汚れても有能者の方が、100倍マシと思っています。

さらに、法に触れないかたちで、要らない公共事業に税金をぶち込む政治家と、献金を受け取って便宜を図る政治家と、同じ穴の狢でしょう?

だったら、より国家国民に利益をもたらす人を評価するべきです。

私はそう思います。

民主党政権の最大のテーマは、明治維新以降、連綿と続いてきた官僚統治を破壊することです。

このためだけでも、小沢一郎は、次の参議院選挙でも勝ち抜いて、民主党単独政権を誕生させて欲しいです。

自民党も解党的な出直しで、アメリカ共和党のように、小さな政府で市場を中心として経済介入はポイントだけとか、経済や産業を発展させて雇用や福祉を実現するとか、多くの資本主義国家の本物の保守主義の党ポリシーを掲げるべきでしょう。

ともあれ、小沢一郎が自民党を飛び出して新生党を作った瞬間から、岩手県で支配力を持ち続けたことの不思議さを追求できてないオールドメディアは、今さら西松建設献金疑惑をあげつらう資格はないということです。

報道とかジャーナリズムとか、ちゃんちゃらおかしい、怠慢の極みをみずから晒しているに過ぎませんね。

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