事業仕分けの予算削減反対で、税金を支払う国民への直訴つまりお願いがまったくない件
BLOGOS のフィードをチェックしているが、どなたもテレビや新聞を見て、とても論説とは言えない日記を垂れ流している方が多い。
これは、BLOGOSに限らず、結構アクセスを稼いでいるブログもほとんどそうである。
いくらブログだからといっても、多くのトラフィックがあるなら、その自覚を持って、ソースも自ら渉猟するくらいの誠意を示して欲しいものである。
結局は、テレビのコメンテーターと同じで、人並みの情報と感性で、いい加減な与太話を放言するからたまらない。
こういう現象こそが、本当に日本をダメにしているのではなかろうか…
民主党の事業仕分けと、税金投入の予算当たり前と批判する輩
私は、民主党が日本にとってベストだとは思わない。
どちらかというと、運命は市場にまかせる派である。市場原理主義と批判される部類だ(笑
市場というと抽象的だが、つまりは消費者、商品をお買い上げくださる皆さんに生殺与奪の権利があると思うのである。
だが市場原理主義といえども、失敗するだろう市場は想定しているから、そこは国家なりが税金を投入することは認めている。
とはいえ、スパコンの件に関しては、憤慨する学者さんたちが、政権を批判するのは自由だとしても、問題は、予算は税金なのである。
民主党を叩くよりも、税金の支払者、納税者、国民に向けて、ぜひとも日本国の未来のために、我が国の次の世代のために、お金を出してください、となぜ言えないのか?
だから、事業仕分けされていることが、まだ分からないのか。
要するに、株式会社は株主に、ビジネスは市場に、国家は納税者に、あらゆるものはお金を出している人に責任を負うのである
IT関連では、アメリカ政府の庇護がまったくなかった、MicrosoftやGoogleが、そしてAppleが、世界の市場を支配しているのである。
国家が予算化した事業が、どれだけ国益にかなったのか、外国の例をあげる人はまったくいない。
一昔前の中国は、ズボンははかなくても原爆を、と核競争に仲間入りした。
現在の北朝鮮も、餓死する国民をほったらかしして、軍備増強している。
これとの違いを、学者さんたちは示して欲しいものだ。
ほんと、日本のダメっぷりが一層浮き彫りになる、事業仕分けと、その批判者の泥仕合ではある。