NHK大河ドラマ「龍馬伝」 坂本龍馬や岩崎弥太郎が能力発揮できたのは土佐を出て江戸へ行ったから

NHK大河ドラマ「龍馬伝」がすこぶるおもしろい。

察するところ、今回は三菱創業者の岩崎弥太郎から見た、ベンチャー起業家としての坂本龍馬ということらしい。

司馬遼太郎の幕末物では、ちょんまげ・二本差しの人たちの、アナクロ感、滑稽さなどが遠慮なく見下げられているのだが、「龍馬伝」では、山内一豊を祖とする土佐藩の上士・下士の格差の異常さがクローズアップされていて、普通だったら下士の龍馬や弥太郎は上士の愚者によって理不尽に殺されていたかもしれないほどの描き方である。

つまり土佐は、坂本龍馬や岩崎弥太郎があのままとどまっていては、早死にしたか、名を上げずに朽ち果てたか、そんな嫌なローカルだったのである。

おしんのときに佐賀県が嫌われたようだが、今回も高知県が嫌われないように願いたい。

NHK大河ドラマ 1980年代から見たもの見なかったもの

私は、何度も言うように、坂本龍馬や宮本武蔵などの歴史上の個人で活躍した人が大嫌いである。

組織を作り、集団で歴史を動かした、リーダーや参謀が好きなのである。

NHK大河ドラマを振り返ってみると、◎はのめり込んで見た、○は見た、△は途中で見なくなった、×は最初から見なかった、と下記のとおりである。

1970年代
花神◎
1980年代 前半
徳川家康◎
1980年代 後半
独眼竜政宗◎ 武田信玄○ 春日局△
1990年代
翔ぶが如く× 太平記◎ 信長 KING OF ZIPANGU○ 琉球の風× 炎立つ◎ 花の乱× 八代将軍吉宗○ 秀吉○ 毛利元就○ 徳川慶喜× 元禄繚乱×
2000年代
葵徳川三代× 北条時宗◎ 利家とまつ〜加賀百万石物語〜‎○ 武蔵 MUSASHI× 新選組!× 義経× 功名が辻◎ 風林火山× 篤姫× 天地人×

まずは、戦国英雄の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康はほとんど見る。

次に、この三者および同じ時代に関わる、重要な人々。
よって、伊達政宗、毛利元就、前田利家、武田信玄、上杉謙信は見るが、その下の山本勘助や直江兼続は見ない。

あとは、日本史の勉強として、今までよく知らなかった人物や時代。
春日局、太平記の足利尊氏、炎立つの奥州藤原氏、北条中興の時宗、徳川中興の吉宗など。

幕末物は、歴史のイノベーションドラマとして格別、不謹慎ながら負け組側は見ない。
もちろん、吉田松陰、高杉晋作、大村益次郎の花神は、司馬遼太郎原作も読んだし、NHK大河ドラマの最高傑作と思っている。

例外は、功名が辻。司馬遼太郎原作と、仲間由紀恵主演が決め手(笑

«
»