小沢幹事長や鳩山総理の政治と金の問題で沈黙する民主党政治家への批判があるが
小沢問題は、いずれにせよ小沢の第一線からの離脱に終わりそうだが、検察や新聞、テレビなどの、オールド権力も無傷では済まない気配である。
インターネットで見聞きしている情報と、新聞やテレビとでは、最近は非常に乖離が甚だしい。
現に、日経ビジネスでさえ、新聞テレビとは違っている。
テレビのコメンテーターは、どんな知識や経験があって軽口をたたくのか
さて、実際のところ、政治と金はそれなりの決着がつくだろうし、小沢や鳩山を攻撃している自民党も、企業献金の全面廃止には抵抗しているという、お粗末さ。
テレビを見ても、民主党の議員が沈黙するのはおかしい、と調子に乗っているが、あなたこそ、テレビ局もいっぱいおかしいことをやってきているのだから、出演しているテレビ局へ苦言を呈してみなよ。
あるいは、その番組のスポンサーを叩けるのかってこと。
誰も彼も、自分ができそうもないことを、人がやらないといって、責めて責めて責め抜いている…
その光景の方が、恐ろしい。
ともあれ、やはり新聞やテレビは、終焉へ向かって、スピード感が出てきた勘がある。
つまり、より多くの人たちが、新聞やテレビ以外で情報を収集しているし、さらには、新聞やテレビに属さない人たちが情報を発信しているのである。
自民党の存在基盤は、新聞やテレビの存在基盤でもあって、自分たちを選良と見なし、国民や読者、視聴者を愚民と見下しているのである。
税金の使い道や情報源など、政治家やジャーナリズムに指図されなくても、自分たちで決めようとしつつあるのである。
2010年は、いよいよ本当の21世紀になりつつあるようである。