被災者とはサバイバー 公的支援が来るまで200時間 災害・地震・津波の本
西日本の私たちは粛々と生活しなければなりません。
Amazonで災害関連商品を探してみた…
災害に関して、避難用のグッズなどは売り切れだろうなぁと、Amazonを見回ったところ、
なんと、災害・地震・津波の本がいろいろ出版されていて、しかも在庫なし。
タイトルだけでも、暗示的だったりします。
- 人はなぜ逃げおくれるのか ―災害の心理学 (集英社新書): 広瀬 弘忠
- 大震災発生! 公的支援がくるまでの200時間を生き延びる知識と知恵: 山村 武彦
- 人は皆「自分だけは死なない」と思っている -防災オンチの日本人-: 山村 武彦
- 親子のための地震安全マニュアル―家庭で備える地震対策最新情報!: インパクト
- 津波災害――減災社会を築く (岩波新書): 河田 惠昭
- 津波から生き残る―その時までに知ってほしいこと: 土木学会津波研究小委員会
- TSUNAMI―津波から生き延びるために: 沿岸技術研究センター「TSUNAMI」出版編集委員会
- 津波てんでんこ―近代日本の津波史: 山下 文男
- 三陸海岸大津波 (文春文庫): 吉村 昭
- 地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル: 渥美 公秀, 地震イツモプロジェクト, 寄藤 文平
- 地震の時の料理ワザ―グラッと来てもあわてない!防災袋に必携!!電気が復旧するまでの1週間: 坂本 廣子
これらの、商品の説明や、レビューを読んだだけでも、心が震える思いです。
危機管理は、お上だけがやることでもないような…
本を読まずに書評するようなものですが、被災者はサバイバーであるとか、災害に遭うとパニックになることはまれで鈍感になるとか、公的支援は200時間(一週間以上!)やって来ないとか、本当に恐ろしいほど予言しているようです。
「乾電池 単一」「カセットコンロ」のレビューが…
上記のキーワードでAmazonを検索すると…
業者が買い占めして法外な値段で販売しているらしいです。
あとはご自分で確認してみてください。
生き残ったあとの現実
大震災、救援、その後は?
国や自治体、企業などは復興に向かい、そして個々の人々は?
第1章 住居のあと始末
罹災証明書の申請/トイレの確保/マンションの処遇/ほか
第2章 心と身体のあと始末
エコノミークラス症候群に注意/グリーフワークをしよう/ほか
第3章 お金のあと始末
傷んだ現金は?/有価証券の再発行/二重ローンを乗り切る/ほか
第4章 家の外のあと始末
地域コミュニティの確認/職場の状況を確認する/壊れたクルマの修理/ほか
第5章 情報のあと始末
回線不通下でメールを読む/カードや免許証の再発行手続き/ほか
第6章 街のあと始末
教訓を生かした町づくりをしよう/みんなで災害復興を進めよう/ほか