趣味道楽

平清盛本7冊(謎とき平清盛:本郷和人ほか) 経営・組織運営・マーケティングの前車の轍

経営者平清盛の失敗 中世の革命児平清盛の真実 平清盛と後白河院 歴史に裏切られた武士 「武家の世」を切り開いた政治家

清盛は、平氏一門の棟梁となったことも、平氏が政権の中枢に入ったことも、ある意味では偶然の所産です。

ですから、後付けの予定調和的な、歴史解釈は、百害あって一利なし。

むしろ、欧米的な不確実性とか、たまたまとか、まぐれとか、そういったかたちで、清盛の生涯を追いかけたほうがいいでしょう。
そもそも、この時代に活躍する人たちも、偶然に偶然が重なって舞台に上がった者たちばかりです。


“平清盛本7冊(謎とき平清盛:本郷和人ほか) 経営・組織運営・マーケティングの前車の轍” の詳細は »

平清盛前史 王家と公家と武家 藤原摂関家や源氏の一族の内部抗争の偶然から

平氏・武家の隆盛と王家の親政・院政の強化と藤原氏摂関家公家の衰退と源氏の低迷と

NHK大河ドラマのミーハーとして、ようやく平清盛とその時代がよく見えるようになってきました。

勧善懲悪はもとより、予定調和、必然という言葉は意味を失います。
とくに『平家物語』や鎌倉室町政権時代の文献の、平氏・清盛悪人史観は、後世の目を曇らせてしまいます。

平清盛は、当時の全国の混乱によって政権交代が期待された時代の、転換期の人格化と言えるでしょう。
その意味で、日本の歴史が必要とした人物だったのです。

ところで、NHKの時代考証を担当された方に倣って、王家・公家・武家という用語を使います。


“平清盛前史 王家と公家と武家 藤原摂関家や源氏の一族の内部抗争の偶然から” の詳細は »

『坊っちゃん』の時代:関川 夏央, 谷口 ジロー

欧化・富国強兵の明治から大正、エスタブリッシュメントになれなかった知識人群像(「坊っちゃん」たち)

最近可能なかぎり、マンガは電子書籍を買って、iPadで読んでいます。
よく利用するのは、eBookJapanです。


“『坊っちゃん』の時代:関川 夏央, 谷口 ジロー” の詳細は »

村上春樹『羊をめぐる冒険』 同時代の大江健三郎『同時代ゲーム』、井上ひさし『吉里吉里人』、丸谷才一『裏声で歌へ君が代』

羊三部作の『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』。そして『ダンス・ダンス・ダンス』

村上春樹の『1Q84』が品切れ・増刷の大ベストセラーになっていますね。

私の村上春樹の読書体験は、『羊をめぐる冒険』(1982年)にはじまります。


“村上春樹『羊をめぐる冒険』 同時代の大江健三郎『同時代ゲーム』、井上ひさし『吉里吉里人』、丸谷才一『裏声で歌へ君が代』” の詳細は »

2011年ベスト読書 ビジネス本は風俗的マーケティング、経営者・平清盛の失敗も秀逸

ジョブズのニワカ崇拝者をぶっ飛ばす「バトル・オブ・シリコンバレー」は最高!

毎年恒例?の、社長の読書ベスト10の発表です。

といっても、まず積ん読(買って読んでない本が数十冊あります)がおおく、今から紹介するものは不公平ですね。l


“2011年ベスト読書 ビジネス本は風俗的マーケティング、経営者・平清盛の失敗も秀逸” の詳細は »

「江~姫たちの戦国~」NHK大河ドラマ つい再放送を見たらはまりました

歴史上の人物・事件の舞台裏をホームドラマとして映すから見逃せない

龍馬伝も消化不良というか欲求不満でしたから、今度の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」も見ないようにしていました。

ところが、何気なく第2回の再放送を見たところ、これはおもしろいかも! とはまったところです。


“「江~姫たちの戦国~」NHK大河ドラマ つい再放送を見たらはまりました” の詳細は »