マーケティング

平清盛本7冊(謎とき平清盛:本郷和人ほか) 経営・組織運営・マーケティングの前車の轍

経営者平清盛の失敗 中世の革命児平清盛の真実 平清盛と後白河院 歴史に裏切られた武士 「武家の世」を切り開いた政治家

清盛は、平氏一門の棟梁となったことも、平氏が政権の中枢に入ったことも、ある意味では偶然の所産です。

ですから、後付けの予定調和的な、歴史解釈は、百害あって一利なし。

むしろ、欧米的な不確実性とか、たまたまとか、まぐれとか、そういったかたちで、清盛の生涯を追いかけたほうがいいでしょう。
そもそも、この時代に活躍する人たちも、偶然に偶然が重なって舞台に上がった者たちばかりです。


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平清盛前史 王家と公家と武家 藤原摂関家や源氏の一族の内部抗争の偶然から

平氏・武家の隆盛と王家の親政・院政の強化と藤原氏摂関家公家の衰退と源氏の低迷と

NHK大河ドラマのミーハーとして、ようやく平清盛とその時代がよく見えるようになってきました。

勧善懲悪はもとより、予定調和、必然という言葉は意味を失います。
とくに『平家物語』や鎌倉室町政権時代の文献の、平氏・清盛悪人史観は、後世の目を曇らせてしまいます。

平清盛は、当時の全国の混乱によって政権交代が期待された時代の、転換期の人格化と言えるでしょう。
その意味で、日本の歴史が必要とした人物だったのです。

ところで、NHKの時代考証を担当された方に倣って、王家・公家・武家という用語を使います。


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成毛真のマーケティング辻説法 マイクロソフトで活躍し、そして見限った理由など

MSの成功談はほどほどに、日本市場最適化のマーケティング論に目を瞠る

久方ぶりの書評にして、三週間ぶりのエントリーです…

今、積んどく本も10冊を超え、いつも読書するリビングの書棚の数年前の本たちを廃棄して、片付けたところです。

そして、アマゾンで買ってすぐ読んだ本、というか、成毛眞氏の言説を聞きたくてたまらなくなったのです。


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群れのルール 群衆の叡智を賢く活用する方法: ピーター・ミラー

より多い顧客を、より多い社員を。群れを知り群れを活かし群れに殺されない

年末年始に買いあさった本(CDやDVDなども)を、少しずつ消化しています。

さて、凄い本です。知的エンターテインメントと実利を兼ねそなえた、おそらくマイベスト10に今から入ると予想される本でしょう。


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歴史を動かしたプレゼン:林 寧彦(著) 起業家の投資家説得にも似て

コロンブスの新大陸発見、クーベルタンのオリンピック復活など

久方ぶりのエントリーで、社長ブログに相応しい書評、キュレーションです。


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「経済は感情で動く – はじめての行動経済学」マッテオ・モッテルリーニ著

行動経済学やニューロマーケティングと、SEMやWebマーケティングや我流商法の限界

ああ、Webサイトを作り直さなければならないなぁ。

そういった深刻な反省を呼ぶ本です。


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『ハイエク 知識社会の自由主義』池田信夫著 これですべての謎が解けた

ハイエク(Hayek)の自由、ナイト(Knight)の不確実性、そしてタレブ(Taleb)のブラックスワン(Black Swan)

先だってのSEOセミナーの懇親会の話です。

私は、池田信夫さんは凄い人で、この方のブログにアクセスしたり本を読んだりしないとダメですよ。と言うと、知らない人がほとんどだったので驚きました。

ということで、もう一度、エバンジェリストになっておきます。

  • 池田信夫 blog

実際、このブログはPageRankも6ですし、2008年6月のページビューは145万超とのこと。池田さんは間違いなくアルファーブロガーのひとりです。
ブログに、Amazonへのアフィリエイトリンクを貼っておられますが、その収益は執筆の原稿料以上とのことです(笑


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